尾野真千子さん主演の朝ドラ『カーネーション』117話。
組合長から優子が立派な跡取りに育ったと言われた糸子。
すでに善作から店を譲り受けた年齢を超えていました。
糸子は引退時期を考え始めるように。
ある日、初めて注文を受けた聡子がデザイン画を持ってきて・・・。
カーネーション117話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション117話あらすじ

カーネーション117話のあらすじをご紹介します。
モード服の面白さ
カフェでファッション雑誌を見る糸子。
1963年、様々な洋服が世界中で発表されました。
この頃、日本でも洋服が普段着に。
今では洋服の7割が既製服になりました。

おもろいわ~!
以前は、モード服の良さが分からなかった糸子。
最近は、見方が分かりモード服が面白くなった様子。
優子達のデザインにも面白味を感じるように。

お母ちゃんな、うちと一緒にデザイン画の練習してるんやで。
月に一度、聡子宛に優子達からデザイン画が送られます。
今では、聡子より糸子が楽しみに待っていました。
優子のデザイン画は、女性らしく柔らかい。
直子のデザイン画は、強くて勢いがある。
厳しい競争社会で、自分の良さを伝えよう。
二人のデザイン画からそんな熱意を感じていました。
それが分かった今、糸子はモードの良さを知るように。
勢いがある時代の中で頂上に立つモード。
糸子はモードがだんじりの大工方に考えています。
モードは、だんじりの大工方のように若者の役。
自分の役目ではないと思っている糸子。
聡子に初めてのお客さん
聡子は、学校を辞めて店を手伝うようになりました。
抜けた部分もありますが、真面目で熱心な働きぶり。
ある日、優子が娘を連れて東京から帰ってきました。
聡子は、優子にデザイン画を見てもらいます。
基礎が出来てきたと言われ喜ぶ聡子。

けどな、こっからなんやでホンマは。
普通の職人で良いなら、もう一人前。
デザイナーになりたいなら、ここからが勝負。
自分だけの色を見つけなければならない。
それが一番大変だと優子は伝えます。
聡子を訪ね、お客さんがやってきました。
お客さんの名は『鳥山さん』。
洋菓子屋の女性社長で、服にこだわりを持っています。
鳥山の服の良さは、糸子達には全くわかりません。

それで今日はうちに何の用ですか?
鳥山は、糸子のデザインはおばさん臭い。
優子のデザインは、すましきって息苦しい。
だから、聡子にデザインして欲しいと言います。

あかんあかん、この子まだ一人前ちゃうし。
若い感覚で服を作って欲しいとお願いする鳥山。
糸子は仕方なく鳥山の依頼を引き受けることに。
鳥山の帰宅後、優子は断るべきだったと言います。
優子は、自分の時も好きに作ってと言われた。
しかし、あとから鳥山は文句を言ってきたそう。
派手にしても地味にしても駄目。
鳥山の服の好みは難しいと伝えます。

ほな、直ちゃんの服なんか好きなんちゃいますか?
直子のことは、顔が気に入らない。
直子を店に置いたら、店に来ないと言われたそう。
魔除け変わりに直子を置こうと盛り上がる優子達。
面倒な客でも、聡子にとって初めてのお客さん。
聡子は嬉しい気持ちでいっぱいでした。
その日から、一生懸命デザインを考えます。
引退を考え始める糸子
店に組合長がやってきました。
優子に服を作って欲しいという女性達を連れてきます。
糸子と組合長は、居間へ移動。
二人の話題は、優子について。

上等な跡取りが育った。
組合長は、優子のことを褒めます。
今では優子の方が経理の計算も糸子よりも上手に。
気がつけば、糸子も51歳。
善作から店を譲り受けた年齢を越えていました。
その晩、昔を思い出す糸子。
善作に自分が店を支えてると告げた時のこと。
クリスマスケーキをひっくり返された日のこと。
振り返ると、娘達は昔の自分のように厳しくない。
そして、自分も善作ほどは酷くないと思います。
糸子は、自分の引退時期を考え始めました。
優子が東京へ帰る日。
聡子の手にはデザイン画が握られています。
それは、前日の夜に聡子が思いついたデザイン。
優子に見てもらいたいと持ってきたのです。
見てあげようとした糸子に気付かず、聡子は優子の元へ。

えらいスカート短いな。
聡子が真っ先に優子の元へ行き、傷付いた糸子。
近いうちに潮時が来ると感じます。
その時は、善作のように潔く引こう。
糸子は心の中でそう考えていました。
カーネーション117話感想

聡子に初めての客
117話では、聡子が洋裁学校を辞めたことが判明。
店の手伝いをしながら、洋裁を学んでいるようです。
そんな聡子に初めて注文が入りました。
しかし、このお客さんがなかなかの曲者。
糸子や外面の良い優子でさえ手こずるお客さんなんだそう。
聡子が考えたデザインは、なんとミニスカート。
気に入って貰えると良いのですが・・・。
過去の回想
今回、善作がいた頃の回想が流れました。
振り返ると、糸子は結構善作に酷い言い方をしていますね。
善作もかなり激しい人柄でした。
最初の頃は、ただただ怖いお父ちゃん。
何度も糸子と対立し、暴れていました。
ただ、本当は娘想いの素敵なお父さんなんですよね。
上手く子どもを褒めらないところが糸子に似たようです。
糸子の引退
今回、糸子が引退時期を考えるようになりました。
優子が成長したことはもちろん。
聡子が自分ではなく優子にデザイン画を見せに行ったこと。
それにより、もう自分の時代ではないと感じたようです。
若者向けの服をデザインは糸子には難しいかもしれません。
でも、個人的にはまだ引退しなくても良いと感じます。
例えば、最近の流行を取り入れたマダム向きな服。
モードの良さが分かる糸子ならデザインできるような気がします。
糸子にしかできないことがまだあると個人的に思いました。
今週は、糸子が引退を考える週なのでしょうか。
次回の物語も気になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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