ブギウギの主人公『鈴子』には、生い立ちに秘密があることが発覚しました。
なんと、鈴子は養子で花田家の養女だったことが判明。
梅吉やツヤの子どもではなく、六郎とも血の繋がりがありません。
では、鈴子は一体誰の子なのでしょうか？
今回は、鈴子の実の親が誰なのかや養子となった経緯や理由を調査しました。
物語のネタバレを多く含みますので、ご注意ください。
ブギウギ鈴子は養子だった！
花田家の長女として、元気いっぱいに育った鈴子。
家族やはな湯の常連客たちとの仲の良い姿が印象的です。
そんな鈴子の生い立ちで衝撃的なことが発覚しました。
なんと、鈴子は養子だったのです。
鈴子は、梅吉とツヤの実子ではなく養女でした。
双子の兄『武一』、そして弟の『六郎』とも血の繋がりはありません。
鈴子の出生について、これまで物語の中で疑わしいシーンが何度かありました。
それは、すべて鈴子が養子であることの匂わせだったようです。
では、鈴子は一体誰の子なのでしょうか？
鈴子の実の両親は、次郎丸菊三郎と西野キヌです。
また、大阪ではなく香川で生まれたことも判明しました。
では、次郎丸菊三郎と西野キヌはどんな人物だったのでしょうか？
実在モデルについても調べてみました。
実父は次郎丸菊三郎
鈴子の父親は、次郎丸菊三郎(じろうまるきくさぶろう)です。
香川の地主『次郎丸』家の跡取り息子として育ちました。
病弱な青年だった菊三郎は、病気のため若くして死去。
鈴子が生まれてすぐ亡くなったことが判明しています。
実在モデルは三谷陳平
菊三郎の実在モデルは、三谷陳平さん。
三谷陳平さんの実家は、地元では名が通った豪農。
三谷家の跡取り息子として、育てられてきました。
当時、三谷陳平さんが働いていたのは郵便局。
家業の手伝いではなく、郵便局員として働いていたそうです。
笠置シヅ子の実母と恋に落ちましたが、両親に結婚を反対され破局。
その後、他の人と結婚したかについては情報はありません。
しかし、三谷陳平さんの子どもは笠置シヅ子さん一人です。
なぜなら、三谷陳平さんは病気で若くして亡くなってしまったため。
亡くなった当時、三谷陳平さんは25歳。
笠置シヅ子さんが生まれた翌年に死去されました。
生前、笠置シヅ子さんと対面したことがあるのか情報はありません。
一度も会わず死去された可能性も考えられます。
何か新し情報が分かりましたら、追記させていただきます。
実母は西野キヌ
鈴子の母親は、西野キヌ(にしのきぬ)です。
西野キヌ役を演じるのは、女優の中越典子さん。
西野キヌは、かつて次郎丸家で働いていた女中でした。
女中とは、雇われて家の家事のお手伝いをする方のこと。
西野キヌと菊三郎の結婚は、次郎丸家に認めて貰えませんでした。
そのため、西野キヌは未婚の母に。
鈴子を養子にだした後、西野キヌは隣町の農家の息子と結婚。
二人の男児を育てる母親として、幸せに暮らしています。
実在モデルは谷口鳴尾
西野キヌの実在モデルは、谷口鳴尾さんです。
三谷陳平さんの母に和裁を習うため、三谷家に住み込みで働いていました。
そして、三谷陳平さんと出会い、二人は恋に落ちました。
その後、谷口鳴尾さんの妊娠が発覚。
当時、谷口鳴尾さんはまだ17～18歳でした。
二人の結婚は、三谷家から反対されました。
反対された理由は、明らかになっていません。
とくに三谷陳平さんの母親が強く反対していたという噂も･･･。
その結果、谷口鳴尾さんは三谷家を追い出されてしまいました。
その後、実家へ戻って笠置シヅ子さんを出産します。
笠置シヅ子さんを養子にだした後、谷口鳴尾さんは二度結婚。
そのいずれも、旦那と死別でした。
その後、谷口鳴尾さんは実家へ戻りました。
そして、死別した旦那との子どもを育てたそうです。
ブギウギ鈴子が養女になった経緯は？
鈴子が花田家の養女であることが発覚しました。
では、なぜ鈴子は養女になったのでしょうか？
養女になるまでの経緯を実在モデルの笠置シヅ子さんの生い立ちから調査しました。
実母は未婚の母
笠置シヅ子さんの実父は、豪農の跡取り息子の三谷陳平さん。
そして実母は、三谷家の女中だった谷口鳴尾さん。
二人は恋に落ち、のちに子どもを授かりました。
その子どもが、鈴子のモデルとなった笠置シヅ子さんです。
二人の結婚は、三谷家に反対されました。
特に三谷陳平さんの実母から強く反対されたと言われています。
結婚を反対された二人は、破局。
実母・谷口鳴尾さんは18歳で未婚の母になりました。
実家に戻った谷口鳴尾さんは、一人で娘を育てていくことに。
しかし、それは大変困難なことでした。
- 西野キヌは、実家に戻っていない
- 鈴子を出産したのは、ツヤの実家
亀井うめとの出会い
一人で娘を育てていく決意をした、谷口鳴尾さん。
しかし、もともと身体が弱く妊娠中も体調があまり良くありませんでした。
色々な悩みや不安を抱えていたかもしれません。
そのため、母乳の出が悪かったそうです。
母乳の量が足りなく、笠置シヅ子さんはよく泣いていたそう。
そんな時、のちに養母となる亀井うめさんと出会いました。
亀井うめさんは、大阪から出産のため実家の香川に里帰り中でした。
世話好きで人情味溢れる人柄であった亀井うめさん。
谷口鳴尾さん親子の境遇を知り、笠置シヅ子さんに母乳を与えることに。
自分の息子と年齢が近い笠置シヅ子さんを可哀想に思ったのかもしれません。
亀井うめさんは、母乳を与えるだけではなく面倒も見てくれたそうです。
その間、谷口鳴尾さんは娘を育てるため必死に働いていました。
- 西野キヌと花田ツヤは幼なじみで元々知り合い
- 出産前から西野キヌと同居
笠置シヅ子が亀井うめに懐き始める
亀井うめさんから母乳を貰い、面倒も見てもらっていた笠置シヅ子さん。
そのような状況が、約半年ほど続きました。
その結果、笠置シヅ子さんは実母よりも亀井うめさんに懐いていたそうです。
娘のために仕事を頑張っていたのに、その結果自分ではない人に懐いてしまった母親の心境を考えると辛いですね･･･。
亀井うめさんも笠置シヅ子さんに情が湧いていました。
大阪に戻る日が近付き、笠置シヅ子さんと別れるのがとても寂しくなったそうです。
そのため、笠置シヅ子さんを大阪に連れて行こうかと冗談で言っていたことも。
笠置シヅ子が亀井家の養女に
亀井うめさんの冗談だった、笠置シヅ子さんが養女となる話。
それが、冗談ではなく現実になったのです。
笠置シヅ子さんは、亀井家の養女となり大阪へ行くことが決定しました。
笠置シヅ子さんは、亀井うめさんの実子と双子として育てられることに。
養女となった詳しい経緯は、明らかにされていません。
娘を養女に出すことは、谷口鳴尾さんにとって辛い選択でした。
養女として大阪へ行く前の日、谷口鳴尾さんは悲しみに暮れたそうです。
その後、18年以上一度も娘に会わなかったと判明しました。
再会した時、谷口鳴尾さんは実母だと名乗りでなかったそうです。
亀井うめさんへの恩や娘を想う母心から、あえて実母と言わなかったのかもしれませんね。
- 西野キヌと鈴子は数年間、年に一度会っていた
- 西野キヌは、鈴子に母親と名乗る
- 鈴子に菊三郎の形見を渡す
ブギウギ鈴子が養女になった理由を徹底調査！
実母から愛されていた鈴子。
では、なぜ鈴子は養女になったのでしょうか？
鈴子が養女になった理由を徹底調査してみたいと思います。
調べた結果、鈴子が養女になった理由は明らかにされていません。
そこで、鈴子が養女になった理由を考察してみました。
考察した結果、鈴子が養女となった理由は･･･。
実母である西野キヌが未婚で経済的に余裕がなかっただと考えられました。
妊娠中から、西野キヌには頼ることができる場所がありませんでした。
ツヤに助けられなければ、出産も上手くいかなかったかもしれません。
未婚である西野キヌは、出産後一人で鈴子を育てていくことに。
しかし、一人で子どもを育てることは大変困難なことでした。
自分が置かれている状況や鈴子の今後を考えた結果、養女にだしたと考察しました。
実在モデルである谷口鳴尾さんは、実家で笠置シヅ子さんを出産しました。
その後は、娘を育てるために仕事に励んでいたそうです。
しかし結果的に、笠置シヅ子さんは亀井うめさんに懐いてしまいました。
この頃、谷口鳴尾さんはまだ18歳。
未婚の母で一人で娘を育てることは、困難なことでした。
そのため、谷口鳴尾さんの両親から養女に関する助言があったのかもしれませんね。
また、経済的に余裕がある亀井家で娘が育った方が良いと考えた可能性も。
なによりも娘である笠置シヅ子さんの幸せを一番に考えた結果だったのではと思います。
養女になった理由について、新しい情報が分かりましたら追記させていただきます。
まとめ
今回は、鈴子の実の親が誰なのかや養子となった経緯を調査しました。
鈴子の実の親は、次郎丸菊三郎と西野キヌです。
地主の息子と女中という、叶わぬ恋をした二人。
そんな二人から、鈴子は生まれました。
鈴子が養子となった理由については、明らかにされていません。
おそらく、西野キヌが未婚で経済的に余裕がなかったためではないかと考察しました。
頼れる場所や相手がおらず、妊娠したキヌは路頭に迷っていました。
そんな時に声を掛けたのが、幼なじみのツヤです。
実在モデルの実母も子どもを育てられる余裕がありませんでした。
そんな時に出会ったのが、近所に住んでたツヤのモデル『亀井うめ』。
ツヤは、キヌに代って子どもを育てることを決意したようです。
仲良し家族の花田家にこんな歴史があったなんて驚きですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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